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HOME > 文部淫画省 > 鬼畜文学選集 > 『宴のビーナス』(第8夜)

『宴のビーナス』(第8夜)

 優子は広くも無く狭くも無い部屋で、ソファに座らされていた。
 男たちにさんざん陵辱され、いやクスリを使われたとはいえ、自ら牝豚として全身で精をむさぼった優子は、何度目かの絶頂を迎えて気を失った。
 そして目を覚ますと、シャワーを浴びせさせられ、ライトグリーンのきちんとしたスーツを与えられると、身だしなみを整えるように社長に命じられた。
 周りを屈強な男たちに囲まれてはいるが、縛られてはいない。
 斜め正面で社長が椅子に座り、ニヤニヤと優子を見つめていたが、何をするという様子も無い。
 優子はとまどいながらも冷静さを取り戻し、先輩の綾の事を心配した。
 だがそれも長くは続かなかった。
 優子の目の前に100インチはあるスクリーンが降りてきて、部屋の明かりが落とされた。
 するとスクリーンいっぱいに優子の狂態が映し出された。
 それは手錠を掛けられていながら、自分の“力”でオナニーをしている姿だった。
 誰も触れていないの大きな優子の胸がブルンと震え、腰を振りながら嬌声を上げている。
 見ていた優子は、目を閉じて耳を塞いだ。
 しかし、映像は見ないで済んでもアンプで増幅された自分の喘ぎ声は、大音量で全身に伝わった。
 その大きな優子の喘ぎ声に負けないように、社長が怒鳴った。
「ちゃんと目を開けて良く見るんだ!」
 それでも耳を塞いで顔を伏せていると、優子の後頭部にゴリッとした感触がした。
 拳銃の銃口だ。
 周りを取り囲んでいる男の一人が、その銃口に力を込める。
 優子は「ヒッ!」と短い悲鳴を上げて顔をスクリーンに向けた。
「そうだ。良く見るんだ。自分が何をしたかをな」
 そう社長が言うと、スクリーンの中の優子は、「…セックスをして下さい………」と三つ指をついて懇願していた。
 たまらなく顔を背けようとすると、今度は銃口が頬に当てられた。
 薄暗くはあるが、優子は顔を蒼くして、またスクリーンの方を向くしかなかった。
 そこには、男たちにではなくね男根に「しゃぶらせて下さい!」と必死に頼み込んでいる自分の惨めな姿があった。
 スクリーンを見続けなければならない優子の目元から、涙がポロポロと零れてくる。
 牝犬のように這いずり回って男達のペニスを行き来する姿が自分なのだと思うと悔しくてしかたがなかったし、なによりもアップになった時の自分の首元だ。
 いつもは化粧で隠している傷痕が露になっている。
 おそらく責められてるうちに、汗で化粧がながれてしまったのだろう。
 優子は子どもの頃、今の彼に命を助けられて、身代わりに彼が命を落としそうになった時に、後を追って自殺しようと自分の首を小刀で切りつけたことがある。
 言わばその傷痕は優子にとって「彼のためなら死ぬことだってできる」と誓った証なのだ。
 なのにスクリーンの中の優子は、彼以外の男達のペニスをしゃぶって嬉しそうな顔をしているのだ。
 クスリのせいでやったこと。
 覚えてはいない。
 しかし、こうして見せつけられては、優子は彼を裏切ったことを後悔する以外に術が無かった。
 ───ごめんなさい。
 ───ごめんなさい。
 そう何度も心の中で謝った。
 彼は許してくれる。
 いつも優しい彼だ。
 かつて輪姦されてしまった時も、彼は優子を優しく抱きしめて許してくれた。
 自分を立ち直らせてくれた。
 しかし、それゆえに彼の優しさが優子を余計に苦しめた。
 射精されるザーメンを追って懸命に飲み、浴びる自分の浅ましい姿は、もはや自分が自分でなくなっていくようだった。
 いや、あんなのは別人だ。
 自分じゃない。
 しかし、次の場面は、まぎれもなくスクリーンに映っているのが自分であることを確認させられてしまった。
 セックスをしてもらいたいがために、自分が社長の周辺を調べていたことを洗いざらい喋っているのだ。
 泣いた。
 優子は声を上げて泣き出した。
 子供のような泣き声だ。
 優子の幼児帰りのような泣き方に社長は少し戸惑ったが、同時に優子の中で何かが壊れたことも感じ取った。
 スクリーンの中で、優子は『人間廃業承諾書』と『牝豚奴隷契約書』にサインをした。
 セックスをしてもらえる期待感を滲ませて、契約の条項を読み上げていく。
 そして読み終わった優子は、「ブーブー、ブヒブヒ」と鳴く牝豚になって、男たちの中へ四つん這いで駆け寄って行った。
 ヒックヒックと、ようやく少し泣き疲れた優子は、人間で無くなってしまった自分の姿を呆然と見つめていた。
 横になった男の股間にまたがり、後ろからはお尻の穴に入れられ、サンドイッチのような状態になりながら、なおもペニスを求めて手と舌を伸ばす。
 激しく腰を振り、アソコにザーメンが注がれたかと思うと、すぐに今しゃぶっていたペニスの持ち主に懇願して入れてもらう。
 すると、代わりに新しい男のペニスを口に咥え、空いた手で他の男の袋をまさぐる。
 お尻の穴の中に射精をされては、その開ききったお尻の穴を自分で片手で広げて見せて「んん…」と塞がったままの口で強請った。
 まぎれもなく、どんなペニスでも貪る雑食性の豚のようだった。
 そして、何度となく絶頂を迎えて失神すると、映像が途切れて部屋の明かりがついた。
 まぶしさに一瞬目を閉じて再び開けると、優子は正気に戻った。
 目の回りは泣きはらして真っ赤になっていた。
 鼻が垂れてきて、スーツのポケットに入っていたハンカチで拭った。
 社長が、ゆっくりと優子に問い掛ける。
「どうだね、牝豚優子くん。楽しかったかい?」
 その下卑た言い方に、優子は恥ずかしさを祓うかのように叫んだ。
「わ、私は牝豚じゃありません! 古谷優子と言う人間です!!」
 すると社長は怒った様子は見せずに言い返した。
「しかし、君は自分で契約書にサインしたんだよ。『人間廃業承諾書』に人間をやめるとね。そして『牝豚奴隷契約書』で、牝豚になることを誓ったんだ」
「…そ、そんなの……、クスリを使ったんじゃない。卑怯よ………」と強がってみせたが、確かにサインをしたのは事実だ。
 すでにセックスの快楽に負けていることは否定できないのだ。
 だが、自らの意思でそんなことを誓ったなどと認めたくはない。
 優子は精一杯、社長を睨んだ。
「ほほう、では君は無理矢理契約をさせられたと。そう言うわけだ?」
「そうよ。当たり前でしょう。私は人間よ!」
「そうか、なら……」と社長が目配せをすると、部屋中の男達が一斉に拳銃を抜いた。
 一瞬のうちに、全ての銃口が優子に向けられる。
 あまりのことに、優子は一瞬息を呑み、次の瞬間には失禁してしまった。
 ソファが濡れ、スカートから足元へ小便が滴り落ちてくる。
 ガタガタと震えて歯の根が合わない。
 なんとか声を絞り出す。
「お、お願い……、殺さな…いで……」
 だが、社長は冷たく言い放つ。
「駄目だ」
「お願い……します。…な、なんでも………します…から…」
「君は“人間”なのだろう? 言わばスパイだ。スパイを生かしておくことはできない」
 優子は社長が何を言わんとしているか理解して、死の恐怖から逃れるために咄嗟に口にしてはいけないことを言ってしまった。
「あ…あの……、人間……やめます…。やめますから……、だから…殺さないで……、お願い……」
 だが簡単には社長は認めない。
「『だから』? それではまるで私が条件を付けて強要してるみたいじゃないかね。古谷優子くん、君の自由意思でいいんだよ」
 さすがに優子も黙ってしまった。
 すると男の一人が近づいて、ガチャリと撃鉄を上げた。
 優子は息を呑んで、懇願した。
「わ、私…その……人間…やめたいんです。あの…あの…、人間やめたいんです。やめさせて…下さい……」
「なんでそんなに人間をやめたいんだね?」
 死にたくないからに決まっている。
 だが、ここで彼を怒らせたら、次は引き金を引かれてしまう。
「わ、わた…私、……淫乱なんです。……その…セックスのことしか……考えられなくて……」
「それで?」
 優子は懸命にサインした契約書のことを思い出そうとしていた。
 サインをした時の事は覚えていないが、さっき見せられた映像を。
「……だから、私には……人間として生きる資格が……無いんです…」
「それで人間をやめたいのかね?」
「は、はい…そうです……」
「なら私はいいと思うが、他の者たちはどうかな」と優子を見てから、周りの男たちを見回した。
 そして、言葉を継ぐ。
「他の者たちにもよくお願いしないとね」
 その言葉に同調するように、他の男たちも一斉に撃鉄を上げた。
 優子は反射的に立ち上がり、濡れたお尻のことも忘れて、男たちに懇願して回った。
「お願いします。人間をやめさせて下さい」
「お願いです、私、人間をやめたいんです!」
「お願いします、お願いします。私に人間をやめさせて下さい」
「お願いします!」
 男たちの襟元にしがみつき、土下座をして、涙と鼻水で顔をグシャグシャにしながら半狂乱になりながら優子は懇願し続けた。
 すると、社長が“助け舟”を出した。
「人間をやめてどうするんだね?」
 優子はごく自然に、
「はい、豚になります」と答えていた。
 堕ちた───。
「豚が服を着てるのかね?」と社長が尋ねると、慌てて優子はスーツを脱ごうとした。
 だが、社長が一喝してそれを止める。
「私は訊いたんだ。答えなさい。豚が服を着てるのかね?」
 優子は手を止めて小さく首を横に振った。
「着ていません……」
「今、服を脱ぐのは自分の意志かね?」
「は、はい。自分の……意思です……」
「豚になるから、服を着ていたくないんだな?」
「そ…そうです。私は豚だから……、服を着ていたくないんです」
「じゃあ、脱ぎなさい」とニッコリと微笑みかける。
 すると優子は、反射的に「はい」と嬉しそうな顔をして、スーツを脱ぎ始めた。
 すでに自分が人間であることを忘れたかのように。
 全裸になった優子は、体を隠すことなく、そのまま四つん這いになった。
 そこへ社長が声を掛ける。
「古谷優子くん」
「はい」と優子が答えると、社長は自らも拳銃を取り出してとぼけた。
「ん? 人間の声が聞こえたような気がするな」
 慌てて優子は、「ブーブー」と鳴いてみせた。
「それに人間の名前を呼んだのに、なぜ君が返事をするのかね?」
 そう言われて優子は、すぐに謝った。
「ブヒー、ごめんない…。私は牝豚優子です……。古谷優子と言う……人間じゃありません……ブヒブヒ、ブー…」
 自分で自分のことを否定しなければならない。
 優子の僅かに残っていた理性が、悔しさに押しつぶされそうになっていた。
 だが、その最後の理性を残すことさえ優子には許されなかった。
「ふむ…まだ人間に見えるな。牝豚というのは、どんな動物なのかね?」
 思いもよらぬ問い掛けに、優子は混乱しながら必死に答えを考えた。
 ───確か……、確か………。
「あ、あの……は、排泄を、トイレじゃなくて……、人間様の…見ている前で………います……」
 優子は答えることに必死で、大事なことを忘れていた。
「豚の言葉を話すんじゃなかったのかね?」と社長に睨まれ、優子は額を床にこすりつけて「ブー、ブヒー、ブヒー」と悲壮な鳴き声をあげた。
 その様子にいたく満足しながら、社長はさらに問いただす。
 優子は、今度こそ粗相をしないように気を付けながら、牝豚のことを説明しようとした。
 そして優子は、あることを閃いた。
 牝豚として最高の閃きだと思った。
「ブーブー、人間様に満足していただくために…ブヒー、いつでも肉体を提供して……ブー、セックスの技術を……ブヒー、磨きます…ブー」
 そう言うと優子は、目を閉じて意識を集中した。
 すると社長のズボンのファスナーがジリジリと下がった。
 社長が驚くと、他の男たちのファスナーも順に降りていった。
 男たちは、恐怖に駆られて咄嗟に拳銃を構えたが、それを社長が制した。
 その間にも優子の“力”によって、下着の前が開けられ、ペニスを外に持ち出された。
 社長も心臓が激しく鼓動を打つのを押さえながら、ゴクリと唾を飲み込んだ。
 やろうと思えば、優子は彼らの陰茎を“力”で握りつぶすこともできるはずなのだ。
 あまり重い物を複数動かすことはできないからたいしたことは無いとたかをくくっていたが、考えてみれば自分の体を愛撫することもできたのだ、当然気が付くべきだった。
 だが、そのことに気づいた社長たちとは裏腹に、優子は愛撫することしか思いつかなかった。
 正常な判断がすでにできなくなっていたのだ。
 優子に陰茎を“力”で愛撫されて、誰もがみるみるペニスを大きくそそり立たせた。
 優子は目をゆっくりと開いて、愛撫を続けながら言う。
「ブ、ブヒー…。牝豚の…私は……精液を餌にして生きていきます……。ブー、どうか……精液を飲ませて……下さい…ブヒー」
「よし、順番に飲むがいい」と、まず社長が優子の口にペニスを差し出した。
 優子は、ますます愛撫に念を込めて舌をダラリと出して口を開けた。
「うっ」と社長が短く呻くと、ザーメンが優子の口に放たれた。
 こぼさないように、口元に両手まで添えて飲み込むと、「ブヒー、ありがとうございます」と礼を言って、優子は次の男の前に這って行った。
 男たちは今だにすくみながらも、社長に睨まれて、逆に必死になって優子の愛撫を受け入れてザーメンを優子に注いだ。
 そうして優子の顔がザーメンまみれになると、さすがに“力”を使い果たしたのか、肩で息をしていた。
 だが、このまま優子を牝豚として堕とさなければならない社長は、最後の問い掛けをした。
「牝豚の餌は、精液だけかね? それで満足するようじゃ、牝豚じゃないんじゃないかね」
 さすがにギクッとして優子の顔が蒼ざめた。
 ───そんな………。
 だがそんな迷いを見せた途端に、社長はファスナーを上げてから、冷たく言い放った。
「自分で人間をやめた牝豚のクセに、餌もまともに食べられないんじゃ生かしておいてもしょうがないな。飼育できん」
 周りの男達がまた拳銃を構えようとする。
 それよりも早く、優子は大きな声で訴えた。
「食べます、食べます! 食べさせて下さい!!」
「何を食べたいんだね」
「………あの……」
 社長は耳を寄せて、拳銃を優子の口の中に入れた。
「鉛弾が食べたいのかね?」
「ひいっ! ウンチっ! ウンチです! ……おっ、おっ、おっ、オシッコも飲ませて下さいぃ!!」
「人間じゃないな、君は!?」
「は、は、はい…ブヒー、私は人間じゃありません、牝豚です~!!! ブーブー!」
「小便や大便を餌に欲しいんだな?」
「ブヒー…、欲しいです。ウンチを下さい、ブー…オシッコ下さい……ブーヒー!!!」
 復唱させられているうちに、優子は牝豚とて糞尿を餌にすることまで誓ってしまった。
 そんな優子の頭を撫でると、社長は首輪と手綱を持ってこさせた。
 赤い首輪が優子の首に巻かれる。
「よし、さっそくお前に餌をあげよう」と社長が手綱を引く。
 躊躇した優子のお尻を男の一人が、
「ほら、社長について歩け」と蹴り上げた。
 手綱に引かれて優子は牝豚としての“餌”をもらうために、部屋の出口へと向かった。

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| 文部淫画省::鬼畜文学選集 | comments (2) | trackback (0) |

コメント

 いつも楽しく読ませて頂いております。続編、大変楽しみにしています。
なにかとお忙しいとは思いますが、ぜひ続きをよろしくお願いします

| まぁ | EMAIL | URL | 2009/04/15 09:45 pm | K5HG7Uqg |

 コメント、ありがとうございます。
 近いうちに、続きを掲載しますので、今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m

| 一枚の銀貨 | EMAIL | URL | 2009/04/21 03:53 am | /2KDDSes |

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